東京外国語大学欧米第一課程ドイツ語専攻
「コンピューターとドイツ語学習研究」(ヨーロッパ言語研究Ⅰ演習)
担当: 境 一三
Web Exercise を取り入れた授業のコンセプトを参加者に考えてもらいました。想定授業時間は30分としました。1コマの一部分にコンピューターを用いる部分があっても良いのではないかと考えたからです。
今回は,コンセプトに即した問題も実際にWeb Exercise で作ってもらいました。なかなか面白いものもできていましたね。
お断りですが,今回は皆さんの名前入りで掲示しています。どのコンセプトとどの問題が対応しているか分からないとまずいからです。絶対名前を出してはだめだ!という人はメールをください。
恵 幸代
Web Exerciseの機能を活かして、私が最も実現して欲しいと願う教材は、映画のシーンを利用したロールプレイ型の教材です。そのコンセプトは、できる限りの臨場感を出して学習者にリアルな外国語の空間を体験させることです。そこでの学習方法としては、適切な台詞を選ぶ選択問題、もしくはその台詞を実際に発音し、適切に模倣させる問題、そして台詞のディクテーション問題など様々なものが可能です。日常会話を主に学習対象とした人々に有効であると思います(もちろん映画の内容にもよりますが)。
私自身、ラジオ英会話でのドラマスキットや映画のセリフなど、自分が興味を持った英語で学習したため、外国語学習における学習者のモチベーションは実に重要であると感じています。映画を利用した教材は私自信が最も使ってみたいと思う教材です。
しかし、これほどの教材を作り出せる能力は私にはないので、今回の課題ではドイツ語版“Back to the Future"のスクリプトを利用した問題を作ってみました。今回利用した箇所は、偶然音声も入手できた部分であり、特に他の意図があって選んだわけではありません。(リアルプレイヤーによる音声を教材の画面上で再生するのは、その方法が分からないので保留してあります。)
私の能力不足で前述したような私の理想とはかけ離れて、無味乾燥な出題方法となってしまいました。より楽しめる問題を作成し、さらに音声や映像も取り入れることができたら数段アトラクティブなものになると思います。
<30分の授業をどのように行うかについて>
1.(教材に映像をつけることができなければ)ビデオで映画の扱われている部分を見てもらい、その音声を聞いて問題に答えてもらう。
2.文法や表現の紹介。
3.音のない映像に、自ら台詞を発音させて練習。
以上です。二つに分かれてしまってすみません。
中根洋介
自分が語学学校の先生であったとしたら、僕は自分が留学中に通っていた、TANDEMという語学学校の授業をそのままやってみたいです。生徒のレベルは、ある程度ドイツ語がて、どちらかというと、知識的な、外国で学んだドイツ語がしゃべれる人たちを相手にしたいです。そのレベルでは、みなある程度ドイツ語ができている、と仮定することにします。ゲーテでいえば、Mittelstufepruefungにチャレンジして合格するくらいのレベルです。
それと同時に、僕はただドイツ語を教えるのではなく、ドイツ人の考え方や、ドイツにいるからわかる、ドイツ人の常識のようなものを教えていきたいと思います。そのために有効なのは、ことわざや、慣用句のようなものだと思いました。今回は自分の持っている本の中から、慣用句や、ドイツ人なら1日1回は使うフレーズというものを交えて問題を作ってみました。また、それ以外のドイツの常識(DBとは何か?など)の問題も作ってみたんですけど、それは何かの間違いで消してしまいました。
新田
教材を作るにあたって、並び替え、穴埋め、訳という今の技術や問題を学習者にとかせるというのは、結構中級者向けになるのではないかと考えました。なので、チェコ語で教材をつくろうと思っていましたが、今回は英語でやっていきます。対象は中学2年生で、教科書でつかっている文章で並び替えや穴埋め、訳という形で問題をだし教科書をいつもとは違った視点で生徒に見せ理解を深めていけたらいいと思います。と思ったのですが、これではパソコンやインターネットの力を生かしきれていないと思います(ただ紙でやっていることをデジタル化してるような気が・・・。)今の僕にはあまりいい案が出ないので、来週の授業で面白い意見がでていたらそれを参考にしたいです。
土井満喜
授業のコンセプトについて。
コンセプトとしては、使える語学力と楽しめることを目的としたい。
そこで、コンピュータの画面上に映画を上映して、その映画の中の登場人物の1人を選択して、その役を生徒ができるようにする。他の役者は映画のままなので、そのスピードにも慣れることができる。高校生の時に、映画のビデオを見ながら、音消しをして、ロールプレイングをしたことがあったのだが、練習を繰り返すうちに外国語のリズムも獲得できるので、大変に有益であったと思う。この場合には、コンピュータを使っているのだから、生徒の発音を分析して、fの音ができていない、などの具体的なことが分かるようになればいいと思う。最終的には、全部の役を生徒がするようにすれば、思わずむきになってしまうので、上達する可能性は高いと思われる。また、これは臨場感があるので、飽きることはあまり考えられないし、何度も同じ文章を読み頭に植え付けることが外国語学習に果たす役割の大きさは周知の事実である。
森江雄也
授業コンセプト
対象:中学二年生
科目:英語
※ここでは英語の授業日を週4日と想定して授業の流れを組む。
週4日の授業のうち、3日を教室での授業、1日をPCを使った授業とする。
<教室での授業>
基本例文の解説。ごく簡単な練習問題の演習。教科書の音読、読解。
<PCの授業>
PCの授業のメインは問題演習。授業の流れは以下の通り。
教室で習った基本例文の復習問題。
板書したノートの穴埋めなど、簡単に習ったことの復習をする。
(添付したサンプルノート.txtとSakai seminarのMorie yuuyaフォルダにある英語の問題サンプルの中の練習1、2を同時に参照。)
↓
基本例文に関係する練習問題。
レベルは基本レベルで、習ったことが身についているかを確認する問題。
↓
基本例文に関係する応用問題。
レベルは応用レベルで、習ったことをもとに、より高度な問題に対処できるか。
↓
ここまでの問題の答えを全て教師のPCに送信。
教師は受信し、答え合わせすることで、生徒達の間違いが多かった問題を把握できる。
↓
答え合わせ
教師側から答え合わせが終わったものを生徒に返信、間違いが多かった問題の解説。
その後、生徒たちは誤答した問題に再挑戦。
↓
リスニング演習
PCを用いたリスニング練習。できれば画像付のものがよい。
↓
単語、フレーズの復習
その科で出てきた単語、フレーズの復習。ハングマン等のゲーム感覚でできるもの。
↓
時間が余ればweb上にある英語に関するページを読む。
以上が授業の流れ。
その他、時間が許せば、月に一度くらいの割合でPCを用いた読解演習、生徒達が作った英作文の交換(他人の新鮮な考えに触れるために)、英語を使った友人同士でのチャット等を行う時間を設けたい。
<この授業のメリット>
・教師は生徒達の間違いが多かった問題を中心に解説できる。
・生徒は間違った問題をパソコンさえあればどこでもできる。
<この授業をやるための問題点>
・読解演習の問題点
例えばI go there.を日本語にした場合、「私はそこへ行く」でも「私がそこへ行く」のどちらでも正解だが、PCのプログラムに書き込んである正解が「私はそこへ行く」のみだと、「私がそこへ行く」は誤答とされてしまう。つまり正答が一つと決まっていない場合、解答には考えられる限りの正解のプログラムをPCに打ち込む必要が出てくると思うが、長い文章の読解問題等では全てを打ち込むことは不可能であると思う。そういったことに対する解消方法はあるのか。
(模範解答を表示し、自分の解答と照らし合わせるのも一つの方法だと思ったが、わざわざPCを用いてやることではないのでは...。)
・PCを用いた家庭での問題演習や宿題の提出
家庭でPCを用いて問題演習を行ったり宿題を提出する場合、家にPCがある子供は問題ないが、PCない子供はどうすればよいか。学校でPCを開放するという手もあるが、はたして子供達は学校で問題演習や宿題を行うか。面倒くさがってやらないのではないか。
※ 上述の教室で習った基本例文の復習問題、基本例文に関係する練習問題、基本例文に関係する応用問題はsakai seminarのMorie yuuyaフォルダ“英語の問題サンプル”の中に作ってあります。
~サンプルノート~ 練習1,2に対応しています。
○月×日△曜日
LESSON 4-1 助動詞must
<must:~しなければならない>
・mustの後には動詞の原型がくる。
・mustは助動詞なので三人称単数の"s"を付けてはいけない。
例 I must go to school tomorrow.
私は明日、学校へ行かなければならない。
He must eat tomatoes.
彼はトマトを食べなければならない。
LESSON 4-2 助動詞mustの言い換え
<mustの言い換え>
・must~はhave to(もしくはhas to)~で言い換えることができる。
・主語が3人称単数の時にはhas to~を用いる。
例 I must go to school tomorrow.
=I have to go to scholl tomorrow.
私は明日、学校へ行かなければならない。
He must eat tomatoes.
=He has to eat tomatoes.
彼はトマトを食べなければならない。
-以下略-
西村尚志
コンピュータを使ってやってみたい授業
コンピュータの画面に人物が出てきて、画面上の人物が話し掛けてくるか、学習者側が話し掛けるものです。どのような反応をお互いにするかによって、展開していく状況も異なってくるというものです。一種のシュミレーションゲームでこれに似たものは、実際のテレビゲームにもあるのではないでしょうか。(これは、実際にインター・コミュニケーション・センターのインスターションにあるものです。)生身の人間でない分、ゲーム性が楽しめると思います。この「ゲーム」を通して学習するというよりは、自分が今まで学んできた事を試してみるという性格が強いでしょう。
これには、コンピュータが音声をうまく識別できる事とできるだけ多くの発話の可能性に開かれている事が必要です。つまり、どんな発話を学習者がしてもそれに対するコンピュータ側の反応がシュミレートされていなくてはならない。
道宗明香
対象:高校2年生
内容:前置詞
学習目標:3,4格支配の前置詞の使い分け
使用教材:Web exercise
指導素案 : 1.導入 1分程度
2.復習・既習事項の確認 8分程度
3.3,4格支配の前置詞の確認 5分程度
4.3,4格支配の前置詞の練習 15分程度
指導細案 (イタリック体は実際の発言を表す)
教師の働きかけ |
生徒の動き |
指導上の注意点 |
1.導入 出席をとる (導入)今日は、前置詞を勉強します。
2.復習・既習事項の確認 a去年勉強した、前置詞のこと、覚えていますか? ドイツ語の前置詞には、後に来る名詞の格によって、2格支配、3格支配、4格支配、3/4格支配というものがありました。 b.2格支配の前置詞の確認、 2格支配の前置詞で、なにか、思い当たるもの、ありますか?
c.3格支配、4格支配の前置詞の確認 同じように、3格、4格支配の前置詞の例を挙げさせる。←名詞とつけて、どういう意味か
4.3,4格支配前置詞の確認 3,4格支配の前置詞、どのようなときに3格になり、どのようなときに4格になるか、質問する。答えがなければ、説明する。
○動作の行われる位置「どこで」→Dat. ○動作により移動する方向「どこへ」→Akk.
5.3,4格支配の前置詞の練習 Web exerciseを使って練習。
それでは、Web Exerciseを使って練習してみましょう。 例題を見てください。 Stuhlの意味は何ですか? そうしたら、いすの上に座っている、ていう意味だったら何格になるかな? そうです。そうしたら、定冠詞をつけて、言ってみてください。
そうです。それを枠の中に書いて、Enterキーを押して見てください。 あってるかな?
じゃあ、いすの上に座らせる、たっているところから、いすの上へ移動させる、という意味だとどうなりますか?
そうです。文全体は?
はい。その調子で、1問目からやってみてください。
(同じようにüberまで答えさせる)
|
(答える、もしくは説明を聞く)
いす。
3格?
Das Kind sitzt auf dem Stuhl.
確認する
4格?
Er sityt das Kind auf den Stuhl
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出席をとる(→この間に休み時間の名残から授業に集中
→あげさせた前置詞を右上から板書
例:2格:außerhalb, während, wegen, statt, trotz diesseits, jenseits
3格:aus, außer,bei,mit, von, zu, seit, nach
4格:für, um, ohne, gegen, bis durch, wider
3,4格:an, auf, in, neben, zwischen, hinter, ünter, vor, über.
Web Exerciseを使う
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松木里絵
Zielgruppe:これは幅広い年齢層に使えると思います。
高度なドイツ語を必要とするわけではなく、どちらかと言うとゲーム感覚でできるために、ドイツ語初心者向け。
学習目標:同じ意味のことわざでも、日本語の言いまわしとドイツ語の言いまわしは時に異なり、また時に似ていたりと、比較するととてもおもしろいものです。そのおもしろさを通して、言葉遊びの醍醐味を知ることができたらいいのではないかと思います。
Web Exerciseの活用方法:ドイツ語の文のなかで単語の選択問題にしました。全くの穴埋めだと全く想像がつかなかったりして、始める前からやる気をなくさせてしまいますが、三者選択にすることによってどの単語が当てはまるのか想像できます。
ことわり:
Web Excerciseで問題を作成しましたが、保存をする時に「問題フォーマットエラー」が出てしまい、色々とためしてみたのですが、結局どこが間違っていたのか分かりませんでした。そのため、いちおう保存はしておいたのですが、ちゃんとした問題文にはできていないと思います。すいません。
佐藤智英
30分程度の授業の内容について。
自習に最適な"WebExercise"をどのように授業に組み込めるか、というところが問題 だな、と思いました。
ただひたすらに、30分の授業で文法問題を解いても仕方がないので、 単純に、問題を「提示」するマシンとして使うのが良いのかな、と考えました。
「Web Research Quiz」
対象者:初級者~中級者、ドイツ語のWebページを完全に理解できなくとも、ドイツ語の単語は拾える、というレベル。
内容 :ドイツの地理・風土、或いは時事的な事柄からクイズを出題。この際、クイズの出題(10問以上20問以下ぐらいが適切か)をWebExerciseによって出題。回答者は、インターネットを駆使して、答えを30分以内に探す。
メリット :生のドイツ語に触れられる。また、ドイツに関する事柄について、自然に知識を深められる。
クイズ形式をとるので、気楽に楽しくできる。3人~4人ぐらいのグループを組ませると、単純にWebページを「読む」ということに、その事柄に関して「話し」合うということが付け加えられる。(4技能のうち2個)
デメリット:ドイツ語のページだけで探してくれるかどうかが心配・・・ でも、そこは生徒を信頼しなくてはいけない。
また、WebExerciseを使うには使うのだが、これはWebExerciseでしかできないことではない。 コンピューターでしかできないことと、教師にしかできないことの区別は、はっきりさせておかねばならない。
対象者のレベルを考えた時、問題をドイツ語で書くか、日本語で書くか、ということも問題。理解できるような平易なドイツ語で書くのが良いと思われる。
鈴木晶子
対象: ドイツ語学習暦が一年くらいで、中学生以上。
コンセプト: ドイツの天気予報を通じて、天気の表し方を学ぶ。
まず、ドイツの天気予報のホームページで、その日の天気予報を調べてもらい、天気予報ニュースの原稿をつくって発表してもらう。
太田博雄
課題1:日曜日の夜までに30分の授業のコンセプトを立ててメールしてください。Zielgruppeはだれか,そこでの学習目標は主に何か,またWeb Exercise をいかに組み込んだら良いか,について考えてください。
授業のコンセプト:Anzeigenを読み解く(これができれば、ドイツで生活しても、安価でいろいろなものを手に入れることができる。実生活に結びついたテーマであるため、学習者には興味深いものであると考える。Anzeigenを読んだ後電話等で相手とコンタクトを取らねばならないが、それについての学習は別の機会にゆずる)
Zielgruppe:成年の初級~中級(授業の内容上子供向けではない。また、平易な文章で書かれたものではあるが、初学者には難しい可能性が高いので、ドイツ語検定3級程度の知識があることが望ましい)
学習目標:Anzeigenを読み、理解し、最終的には自分でもそれを発信できるようにする。基本的にはLeseverstehenとSchreibenの能力向上を目指す。必要に応じて文法説明も行う。
授業の進め方:まずは、インターネットから実際のAnzeigenを学習者に示し、それについて解説し、授業を展開する。Anzeigenの形式を理解してもらった後、WebExerciseで練習問題をやってもらう。最後に、Anzeigenを自分で書くという宿題を課す。
栗野 望
Web Exerciseを利用した授業計画(30分)
私はまとまった量の文章を読む授業を考えました。文章を読む授業というと、一文ごとの和訳かもしくは学習者にテキストを渡して指導も無しに読ませることが未だに大部分ではないかと思います。長文を読むのは個人のペースに任せた活動である一方で適切な指導が必要だと思うので、それをWebを使って実現させ、一字一句でなく文章の大筋をつかませる指導をしたいと考えました。
Zielgruppe:大学生以上程度の大人向き。ドイツ語の基本的な知識がある上でドイツ語を読むための実践力を養いたい人。人数は10人程度
学習目標:ドイツ語の文章の大まかな内容を理解する力を養う。個人のペースを大切にしつつ文章を読むための指導をクラスに与える。
内容:①学習者が各自文章(エッセイ)をざっと読む(できればその際分からない単語、特に Schluesselwortをクリックするとその意味が出てくるようにすると、単語が分からないために内容が理解できず挫折する学習者を助けることができると思います)。
②文中で筆者が言いたいことを分かる範囲で学習者に書かせる。日本語でもドイツ語でも可。
Was will der Essayist sagen?
Man soll ....
Er ist fuer/gegen.... などに続けて書かせる。
クラスでそれぞれの意見を出し合う。ここでは正しい答えは求めない。
③パラグラフごとにその中のメインメッセージを理解させるためのFrageをWeb Exerciseでやる。
④最後に再び文章全体の主題、筆者の言いたいことを各自まとめる。
その他、文中の重要な単語や表現を定着させるためのQuizをWeb Exerciseでやることもできると思います。
うえの
Zielgruppe:
大人 仕事の都合でドイツに赴任をするなどの理由でドイツ語を学習している
Level:
初級(動詞の人称変化をある程度理解はしていること)
使用言語:
説明など大部分は日本語。ただし、できる限り簡単で、学習者にも理解が簡単であろうと思われる点(たとえば物の提示など)はドイツ語を使ってみる。
これまでの展開:
文法シラバスではなく、シチュエーションごとに使えるフレーズをメインに学習。
(例: 空港での入国 自己紹介 などといったような)
今回のテーマ「レストランでのやりとり」~特に注文をメインに~
授業の導入(5分)
前回の復習(仮に自己紹介をしたとして、Wie heißen Sie? - Ich heiße...)
それを基に、口頭でのやりとりでドイツ語に慣らす
ポイント説明(6分)
bitte, Ich hätte gern ~, Ich möchte ~ の使い方
文字情報として、黒板などにポイントを書きながら
口頭で練習(4分)
リピートさせたり、短文を作らせてみたり、実際に口頭で使ってみる
その際に、たとえば視覚的情報として、料理の写真等を用意しておくと学習者に興味を持たせられると思われる
Web Exerciseを使ってプラクティス(8分)
Übungをしてみて、今回のポイントを確認
それに対しての解説および復習(7分)
今回のポイントを再度確認(ロールプレイングを使いながら。最初は教師=店員 /学習者=お客、余裕があれば、学習者同士で)
学習者から疑問質問等があれば、それに答える
多田佐和子
授業では教科書を使って進める。長文があってそのなかに新出単語、文法などが盛り込まれているような教科書を使う。英語の授業を想定して考えます。
1. Introduction 挨拶、出席確認、天気などを生徒に聞く。
2. Warming-up その時によってニュースや自分のことなど何でもいいので先生が英語で話して生徒に質問をし意見を出させる。
3. Reiew 先週の復習。ウェブエクササイズでのテストで出した問題の中で間違いが多かったものを説明する。よく出来た生徒を誉める。
4.Today's Target 今日の授業でやる内容に入る。
4.1 Oral Introduction 教科書の内容に関連する話から始める。全部英語で先生が話す。生徒の興味を持たせるのが目的。
4.2 Guided Story Telling 本文を読むのではなく何度も繰り返しながら英語で説明をする。語り聞かせるように。
4.3 Explanation by the teacher ここで初めて教科書を見る。文法説明や、新出単語を組み込み、板書をする。生徒はノートにとる。
4.4 Chorus Reading まずは教師が読み後に生徒が続く。
4.5 Individual reading そのあと3回各自で読ませ、適当に3人くらい当ててみんなの前で一人で読ませる。うまく出来たら誉めたり、拍手をする。
4.6 Read and Look up 教科書を見て、顔を上げて発音する。出来るだけ教科書の本文を暗記してほしい。
5. Greeting 挨拶
ウェブエクササイズの内容- その日に勉強した文法事項の確認で、応用問題をいろんな問題の出し方で解く。文法中心の問題がいいと思う。なぜなら長文の読解問題だったら、答えはひとつではないと思うし難しいと思うから。テストは先生の所で採点結果がわかり、どこをどれだけ、どういう間違いをしているかを突き止める。全員に提出させる。テストの最後に質問、感想欄を設けておく。